Quadrille Verte (カドリーユ　ヴェール)

カップ&ソーサー リトロン

ルイ15世統治下、名の知れたシャルル=レーモン・グランチェスをはじめとする小間物商人（当時の室内装飾家）は、宮廷から大いにもてはやされました。彼らは流行を作り出し、セーヴル王立製陶所に将来のトレンドの傾向を示唆しました。ブランジェ（父）によって描かれたこのカップはその典型的な例です。とりわけ、カップ全体を覆う規則的な格子や、柔らかい緑の葉の装飾と金箔を組み合わせたソーサーは、ルイ15世の時代において、極めてモダンなものでした。これは、1771-1772年にかけてセーヴル製陶所で作られたカップの復刻版です。

原産国 : フランス ⚑

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